2013年10月20日日曜日



今日、見つけた奇妙なもの。これはバッタですが、死んでいます。菌に犯されたのです。菌の名前はエントモファガ・グリリといいます。



エントモファガ・グリリ
バッタ、主にショウリョウバッタやフキバッタに感染しミイラ化させる昆虫細菌の名前です。

この菌におかされたバッタは,早朝ゆっくりと植物の上方に登り,茎を抱きかかえて夕方までに死んでしまいます。

近くの草原で
多くのトノサマバッタが茎にしがみついた姿で息絶えていました。

自然の営みは、時として残酷です。


1 件のコメント:

どぶろく さんのコメント...

このような細菌がいるとは驚きました。
茎を抱えながら死んでいくのも哀れです。
死んでいくときバッタ達は何を思うのでしょうか。